このエピソードは、最後のあのグリッソムの告白が最も重要で、
訳によっては、受け取られ方が違う気がしてすごく気に
なっていたんだけど、私と同じG/Sファンのtiaraさんが、コメントで
教えて下さいました!どうもありがとうございます!
えーと、比較できるようにすると、こんな感じです。
悲しいものだ。It's sad, isn't it, doc?
気持ちはわかる。Guys like us.
仕事だけに人生を捧げてきた中年過ぎの男。Couple of middle- aged men who've allowed their work
to consume their lives.
我々が他人の体に触るのは手袋をはめた時だけ。The only time we ever touch other people is
when we're wearing our latex gloves.
50年間本当の意味で生きてなかったとある朝気づく。We wake up one day and realize that for fifty years
we haven't really lived at all.
そんな時に・・・チャンスが巡ってくる。But then, all of a sudden ... we get a second chance.
若く美しい誰かが現れその子に・・・惹かれてしまう。Somebody young and beautiful shows up.
Somebody we could care about.
新しい人生を夢見る。She offers us a new life with her,
だが大きな決断が必要だ。but we have a big decision to make, right?
彼女のために全てを捨てることになるかもしれない。Because we have to risk everything we've worked for
in order to have her.
私にはできない・・・。あなたはした。全てをかけた。I couldn't do it ... but you did, you risked it all,
きっと素晴らしい日々だったでしょう。and she showed you a wonderful life, didn't she?
だが彼女は去り別の男を選んだ。あなたは絶望した。But then she took it away and gave it to somebody else,
and you were lost.
だから殺したんです。So you took her life.
彼も殺して、自分は抜け殻になった。You killed them both and now you have nothing.
一番気になっていたのは、色々な解釈が出来てしまう
"I couldn't do it..."をどう訳すのかな?という事だったのですが、
これは、「私にはできない・・・」だったようです。
あくまでも「解釈」の問題なので、しょうがないですが、私は、
きっぱり現在形の否定で訳すより、「出来なかった」とするか、
「出来ないだろう」の意味の言葉にした方が、良かったかなと。
何となく、「含み」があるような気がするんですよね・・・、
グリッソムの言葉には。こちらの想像を駆り立てる何かが。
それから、"Guys like
us"に続いて、その後ずっと主語が"we"と
なる事で、視聴者は、グリッソムが、Dr.に自分を重ね合わせている事、
彼に語る形を借りて、実は自分のサラへの想いを切々と語っていると
いう事が分かるのだけど、そのニュアンスはなくなっちゃってるかなと
思いました。「気持ちはわかる」じゃ、若干他人事っぽいかも。
(手袋のところは、「我々」とあるけれど。)
残念なのは、その二点です。これだと、グリッソムとサラに何かを
感じていない人は、もしかしたら、「???」だった・・・かも。
逆に、今までの経緯から、二人に何かあると思っていた人なら、
ピンと来たんだろうとは思いますが。
でも、全体としてはとても忠実な訳ですね。すごーい。
吹替えの人の演技が上手かったら、いいんでしょうけどね。
あくまでも、字面からのみの判断。
でも、ホント、昨日のエントリーにも書いたけど、是非、
William Petersenの声で聞いて欲しいです!