Teleplay by Allen MacDonald & Naren Shankar Story by Allen MacDonald & Sarah Goldfinger Directed by Kenneth Fink Jorjaがレギュラーとして出演する最後のエピが、終わりました。
何だか、放心状態ではありますが……
私は、Jorja自身は本当はS7終了の契約が切れた時点で
番組を去るつもりだったと理解しています。
でも、番組側に頼まれて、7話までならという形で合意したんだ、と。
だから、もし、Jorjaの希望が通っていたら、ストーリー的には
S7のフィナーレの時点でサラが死んでいた可能性もあったわけで、
その点では、そのシナリオ(降板=死)がなくなっただけでも
ありがたいとは思っています。
でも……今回のエピソードには正直全く満足できませんでした。
番組が、死や人の悪い面を扱っている以上、それに携わる人が
「燃え尽き」るのはある意味自然だと思うし、サラが今回
「燃え尽きた」格好で降板するのは「選択肢としては」
当然だったと思います。
番組的にも、サラのキャラクター的にもフィットはすると思うし、
決して的外れではなかったとは思う。
でも、私は、サラにはこうなって欲しくなかった。
サラの性格や、彼女の生い立ちを考えると、今の彼女とは
違う方向に行っていても不思議がなかったのに、サラは
そうならなかった。逆に、彼女は、犯罪を解決する側に
つくことを自ら選んだわけです。
だから、「やっぱり彼女は幸せになれないのかな」
「結局こうなっちゃうのか」という形にはどうしても
して欲しくなかったのよ。
もちろん彼女の魅力は、繊細なところや、時折見せるもろさにも
あったわけで、それは充分分かっているけど、でも、
「色々あったけど、それでも、彼女は戦って、勝ち抜いて
その過程で癒されて、幸せになった」と、ファンとして
最後には思いたかったわけですよ。
そして、その「幸せ」には、必ずグリッソムが
そばにいて欲しかった。
ラストの、彼女の手紙にも父親の事が出てくるけど、
だから、彼女の過去は、きちんと、番組の中で
やっておいて欲しかった。
結局、やりっぱなしになっちゃったでしょ?
CSIの得意技だもん。
彼女の、あの、「母親が父親を刺殺」という背景は、
後付感はあったけど、でも、どうせそういう設定に
したんだったら、character development(キャラの掘り下げ)に
利用して欲しかった。番組の中で、せめて、
母親はどうなっているのか、とか、母親と会わせてそれなりの
けじめをつけるストーリーを作るとか……。
1話あれば充分でしょう。
チャンスはいくらでもあっただろうに……。
そして、その過程で(サラが自分の過去へのclosureを
見つける過程で)グリッソムがそばにいて、
支えになっているところを見ることが出来ていればなぁ、と思う。
こんな、タクシーに乗ってサラがどこかに
「一人で気持ちの整理」をしに行ってしまう前に。
それに、やっぱり、「燃え尽き」て降板させるには
エピソード数が足りなかったですね、どう考えても。
急だし唐突だもん〜、展開が。
それに、やっぱり、サラ誘拐の件は、究極的には
「グリッソムの」物語であるべきだったのではと思いますし。
グリッソムの心情については結局何一つ触れませんでしたね、
この番組は。
グリッソムにしたって……
(これは言わずにいられませんが)レディ・ヘザーの件には
あんなに親身になったくせに、サラにはこれなの?
(だからイヤなんだ、レディ・ヘザーエピは。
グリッソムのキャラに一貫性がなくなるから)
サラと付き合って、グリッソムも少し進歩したんだ、
人に歩み寄っていく事が出来るようになったんだというところを
見せて欲しかった。
何だか、ここまで来たら脚本の怠慢ではないかとさえ思います。
ずっと待っていたキスだって、ホッジスの前だし、何より、
明らかにサラの様子がおかしいのに、グリッソムにああやって
ボーっと立ちすくませておくなんて、脚本が悪いよー。
結局、グリッソムは何も変わっていないの?
最後には「もっともっといい(サラ降板)エピソードに
出来たんじゃないの?」という思いばかりが残ってしまいました。
「犯罪捜査モノにおけるキャラクターストーリー」には、
いつも色々な意見があって、究極的な正解はないし、
結局は好みの問題になるけど、私自身は、CSIはやっぱり
キャラクターストーリーを物語に組み込んでいく事が
ヘタだったと思うし(S1や2ではあんなに積極的に
やっていたのにね。まぁキャスですが、主に)、
番組が進むにつれて、「CSIの型」や
「ソープオペラにはしないぞ」という事に固執するあまり、
(キャラ描写に関しては)それが裏目に出てしまう事が
多かったように思います。
そして、その究極の犠牲者が今回のエピソードだったような気が。
ただ、Jorjaは素晴らしかったです。
普段のJorjaは明るい人だけど、こういうサラの苦しみを
やらせるとやっぱり天下一品だと思いました。
表情を見ているだけで手に取るように辛さが伝わってくるし……。
最後のサラの手紙ですが、それほど複雑なことは
言っていないので、書き取って訳してみました。
(細かいところは間違ってるかもしれません。ご了承を)
Gil, You know I love you. I feel I've loved you forever. Lately, I haven't been feeling very well. Truth be told, I'm tired. Out in the desert, under the car that night, I realized something and haven't been able to shake it. Since my father died, I've spent almost my entire life with ghosts. We've been like close friends and out there in the desert, it occured to me that it was time for me to bury them. I can't do that here. I'm so sorry. No matter how hard I tried to fight it off, I'm left with feeling that I have to go. I have no idea where I'm going, but I know I have to do this. If I don't, I'm afraid I'll self destruct, and worse, you'll be there to see it happen. Be safe. Know that I tried very hard to stay. Know that you're my one and only. I'll miss you with every beat of my heart. Our life together was the only home I've ever really had. I wouldn't trade it for anything. I love you. I always will. Good bye. ギル、 あなたを愛している事は分かっているわよね。あなたに会う前からずっとあなたを愛してきた気がする。最近、あまり調子がよくなかった。正直に言えば、疲れてしまったの。 砂漠で、車の下敷きになったあの夜、あることに気がついて、以来その思いを振り払えないでいる。父が死んでから、私は自分の人生をずっと亡霊と過ごしてきた。その亡霊とはずっと友達のようだったけど、とうとうその亡霊を葬る時が来たと分かったの。 それは、ここでは出来ない。本当にごめんなさい。どんなに忘れようと思っても、行かなければならないという気持ちはやっぱり捨てられなかった。どこへ行くかは分からないけど、行かなければならないことだけは分かってる。もし行かなければ、自暴自棄になってしまうし、もしかしたら、あなたがそれを見る事になってしまうかもれない。 元気でいて。残ろうと努力した事は分かって。あなたが私にとって唯一の人だということも。心からあなたの事を思ってる。あなたとの生活は、私にとってただ一つの家だった。どんな事にもかえられないわ。愛してる。そして、これからもずっと。 さようなら。 (訳がヘタですみません〜。 日本で放送の時はきっと素敵な吹替え訳がつくと思うので……)
I feel I've loved you forever. を聞いた瞬間、
涙がガーーーッですよ……。
Jorjaの声で、じっくり聞いてみてくださいね。
溢れんばかりのエモーションが伝わってきますから。
とにかく、またサラが帰ってくる事が今の救いです。
私が勝手に思っていたシナリオは、
S8でWP降板→5月のフィナーレで、サラがまた出てきて、
今度こそハッピーエンド。グリッソムとサラのラブストーリーに幕。
って感じだったんですが、ストライキで、なんかそれは
叶わない感じもしてきましたね。
もしかしたら、S9になってからになるかもしれません。
[追記 1] ななえさんから頂いたコメント で思い出しました。
サラのロッカーに貼ってあった写真なんだけど、
この画像 ってどういうこと?カプリスのスタッフがこっそり
撮って、二人に後であげたとでも???
冗談じゃなく、信じられない手抜きだと思います。
あそこに貼ってある写真は、二人のプライベートなもの、
愛情溢れる親密な二人の時間を切り取った写真であるべきでした。
こういうところにこそ意味を持たせて欲しかった。
[追記 2] プロモpicとして出てきた
これ 、実際のエピには
ありませんでした。撮ったけどカットされたとかー?
普通はカメラが回っている時にプロモpicも撮ると思うんだけど、
これだけは素の二人……?
GSRに関しては……
私はいつも大っぴらに言ってきましたが、GSRがなければ
CSIはきっともっと早い段階で見るのを止めていたと思います。
常に、GSR>>>>>>>>>>CSIだったし、CSI自体つまんない
エピソードは実際いーっぱいあって、それでもここまで
ついて来たのは、グリッソムとサラが好きだったからに
他なりません。
でも、GSRファンとしてはいつもいつもハッピーだったわけではなく、
本当に色々ありました。
S3、レディ・ヘザー x 3、Jorjaの解雇騒動、ソフィア、
"Gum Drops"事件……。
その度に、希望が打ち砕かれ、でも、もしかしたらこれから
何かあるかも知れないから、とわずかな望みに必死になって
しがみついて……。
"Way to Go"は、ずっと思っていた「GSRの最後」の
一つのシナリオでした。
「付き合ってるんだ、幸せそう、良かった!」→終わり、みたいな。
だから、S7はシーズン全体が本当に「(すっごく貴重な)おまけ」
みたいだった。
あのシーズンはホントに今でも夢みたいなんですよ、私には。
個人的な究極の理想は、WPとJorjaが「同時に」
降板することでした。二人の明るい未来を感じる形で。
番組は延々続くと思っていたし、二人とも最後までいるとは
思っていなかったし。
そして、そこで、「私のCSIとの付き合いも綺麗に終わり」
みたいな感じがいいなと思ってた。
そして、それは多分今シーズンだろうなとも勝手に予想してた。
最悪、二人が一緒に去ることが無くても、きっとWPが先に
いなくなるだろうから(グリッソムが先に引退して、
どこかで教鞭をとっていたりする設定で)、
後はサラの最後のエピソードにWPにはゲストで出てもらえれば
いいなぁって。
まさか、Jorjaが先だとは私は思っていませんでした、
しかも、シーズン途中でなんて。
でも、Jorjaはある意味いい時期に降板するかもしれないなぁ。
これから番組がS7のような面白さを取り戻す事は
もうないような気がするし、WPが降板すれば、
少なからず番組は色々な面で苦労するでしょう。
サラに関しては……
海外ドラマはずっと好きで見てきましたし、一般的に
「女性キャラ」は男性キャラを好きになるのとは違う視点で
元々好きでしたが、今までサラほど好きになったキャラクターは
いませんでした。
Jorjaのルックスや演技から、サラのあの強さともろさ、
そして欠点にいたるまで、何もかもが好きだった。
何なんでしょうね、これって……。
上手く言えないのがもどかしいですが、本当に魅力的な
キャラクターでした。
今回の降板は本当に残念だし、悲しいし、正直その気持ちの
半分もこのブログでは書いていませんが、サラファンの皆様には
充分分かって頂けると思います。
しばらくは、昔のエピソードを見直したりすることは
出来ないような気がするのだけど、落ち着いたらまた
楽しみたいし、何より、Jorjaの今後の幸せと成功を
心から祈りたいと思っています。
そして、本当に、今まで7年とちょっと、素敵な物語と
キャラクターをありがとうと言いたいです。
私にとって、CSIといえばGSR、だったし、
グリッソムとサラの関係は、胸の痛くなるような切なさのある、
究極のラブストーリーだったと思っています。
(なお、このブログに関しては、後日改めてお知らせしますが、
サラの再登場の時までお休みする予定でおりますので、
ご了承下さいませ)