Directed by: Ken Fink
何度もそれとなく書いているので、しつこくて
申し訳ないのですが、お察しのように、
正直S6にはイマイチ乗り切れず、
「退屈なシーズンだなぁ」と思っていたんですが、
(もちろん、番組と、GSRへの愛はよっぽどの事が
無い限り不滅ですが)これは……
最高
です。笑った、笑った。
スポイラーの時から、「あ、何だか面白そうだなぁ」と
いうのは分かったので(脚本がSarah Goldfingerだし)
とても楽しみにしていたんですが、いやぁ、良かったです。
S6では、エピソードとしてはこれが一番好きかな。
CSIのキャラクターが好きな人には文句なしの
お薦めエピソードですね。
(キャスとウォリックは少ないですけどね。
ウォリックは一瞬だし。)
* * *
タイトルは「羅生門」のモジリ。
私は恥ずかしながら見たことがないのですが、
名前だけなら誰でも知っている黒澤監督の代表作ですね。
上記wikiリンクのあらすじの
四人の証言は全部食い違っていた。
というところが、今回のエピのポイントにもなっています。
こういうエピソードは、本当に脚本のセンスが問われますね。
Sarah Goldfingerの若さが活きていると思います。
割とダークな話が多い人という印象だったんですけどね、
こういう笑える話も上手いのね。ブラックユーモアも満載。
そして、キャラクター描写がまさに「ドンピシャリ」なのねー。
それがやっぱりこのエピの良さですね。
TV.comには、誰が書いたのか知らないけど、
それぞれのフラッシュバックを
Sara: Has a pessimistic view.
Nick: Hopeless Romantic.
Grissom: Notices the ladybug (of course)
Greg: Huge references of the movie "Sin City",
with similiar color effect & dialogue style.
Interested in the bridemaids.
と表現していましたが、私は
サラ→現実的(pessimistic/悲観的ではないでしょう)。
ニック→これは、上記の表現が笑っちゃうくらい
ピッタリだと思いました。
hopeless romanticというのは決まり文句で
「いつもロマンチックな事を夢見ているくせに
なかなかチャンスが巡って来ない」とか
そんな感じの人を指す言葉なんですけど。
ニックは、あんなにトラウマティックな経験をしているのに
こういうところが一向に変わらなくて面白いんだよねー。
グリッソム→もちろんてんとう虫には気付くよね!
で、花嫁と話すところは、
「ディテールにいちいち目が行くんだけど、
聞きたくない話は割と右から左、でも聞いてる」
感じが良く出ていたと思います。
グレッグ→自分の(ヘンな)世界にいつもいる人。
という印象を持ったし、先に書いたようにまさに
「ドンピシャリ」だと思う。
ずっと描かれてきたキャラクターの印象との矛盾は
全然感じなかったもの。
で、一応、各POV(point of view=視点)の映像は、
脚本にジャンルが書いてあったそうで、グリッソムは
「ドキュメンタリー」です(他の3人はこちらで。
興味のある方はレジスターして見てみてください)。
* * *
もうはっきり言って最初から最後まで可笑しいし、
好きなところ全て挙げていったらきりがないので、
まずは面白かった/お気に入りのセリフから……
今回はセリフがとにかくいい、面白い!
もう、冒頭、ニックの車が盗まれるところから笑いっぱなし。
(今回はGeorgeのコミカルなセンスが良く出ていて
面白かった〜。)で、初っ端から
Dude, where's your car?
だもん、
(もちろん、この映画

の原題(Dude, where's my car?)のモジリよね。
見ていないんですが、原題/映画は有名です。)
そしてあの時のニックの顔!あー、可笑しい。
それから、Sara's POVで、ニックと話している
女子二人の言葉がサラには
「aksj#??/:a;dkaje」(ちんぷんかんぷん)なのも
ホント可笑しかった。
Can the love be real when the flowers aren't?
とか、もう、「サラーーー」って感じ。
あと、キャストじゃないけど、
グリッソムがジルと話すところで、ジルが
I honestly don't know how such
an amazing man came from-from ... that.
ってのも笑ったなぁ。
それから、グリッソムが、仕出し屋さん(caterer)と
話しをしたのを振り返るシーンで、
グレッグが
He was kidding about the diapers, right?
も面白かった。
グリッソムの表情や、あえて答えなかったところも面白くて。
グレッグのPOVでは、まず何と言っても一旦サラに
All right, Raymond Chandler, we get it.
って言われるのが可笑しいですね。
で、スワブ(DNA採取)を女の子達がお互い
やりあったって言ったらサラが
They did not.
って言ったりとかね。
でも、グレッグのPOVでやたら笑えたのが
Well, I don't exactly know what that was,
but I liked the feel.

ですねーーー。ハハハーーー。
で、その後、
N: Where's the statue?
G: In your car.
N: Ah...!
ってのも爆笑ですわ。
その後、
Griss: Would you close the door, please?
(ホッジスがドアを閉めたら)
Griss: From the other side.
のシーンも面白かったですねー。何度見ても吹き出しちゃう。
後は、最後の方、サラがウンチクを披露して、ニックに
からかわれた後言う言葉
I'm not anti-wedding. I'm just anti-stupid.
も、「本日の名言」ですね。
このシーンは、もう、
「私の彼氏の前で余計な事言うな〜!」って感じに
微妙にサラが動揺しているのが可愛かったりして。
そして、グリッソムの最後の一言、
I'm sure our stories are all the same.
ハハハ。ほーんと面白いエピソードだわ。
* * *
事件自体はまぁおまけみたいなものではありますが、
こちらは(Rasho)mama殺人事件周辺の出来事を
ブラックユーモア満載で語るという感じで、
これまた可笑しかったですね。
ローラ・パーマーの父さんも面白かったなぁ。
見直すと、ちゃんと冒頭にもいるんだよね。
キャスが発見した、窓から覗いているシーンも
おっかしいし。
POVに関しては、グリッソムのシーンで、
第一稿ではサラが通り過ぎるというト書きが
あったんだけどなぁーーー。
サラが「じゃれている」ところに彼が気付くシーンも
あればもっと面白かったのに。
結構色々変更があって、例えばサラはもう少し
マイキーにときめく感じだったりとか、
グレッグのPOVの時にサラが言ったみたいな茶々が
他の人のPOVでも入る予定だったりとか、
(グリッソムの時にサラ、サラの時にグレッグ)
あと放送版ではキャスがマイキーに尋問してましたが、
第一稿ではサラがやる事になってたりとか。
(こちらでどうぞ。)
キャスとウォリック、ブラス警部のPOVも
見たかったですけどねー。
でもまぁキャスはもう必要以上の「ドラマ」を
もらってて別に彼女の事はみんな知り過ぎるくらい
知ってますし、ウォリックは……
S6では、Garyの映画の都合で出演時間があまり
なかったというのが定説なので、まぁしょうがないですね。
プラス警部は心の中でもドライなジョークばかり
言ってるんでしょうか。
POVの時のvoice-over(ナレーション)も4人とも
みんな上手かったですねー、最高でした。
グリッソムの「ポエム」は韻とWPの美声を味わえるので、
原語がお薦め。
Spring is but a song,
where love and laughter are not wrong.
The blossoms of desire do belong,
and harmonia axyridis fly along.
(Transcript→Anthology)
harmonia axyridisというのは「ナミテントウ」という
種類の学名なんですねー。
* * *
その他お気に入りのシーン

Nick/Wendyどうですか……いや、マジで。
George、いい体してる〜


爆笑ーーー!!!

ニックが寝ているのが、何だか良かった……。

G/S
何だか、二人の日常生活を垣間見た感じです。
(caps→beyond-imagination)
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