Bed of Roses by kerlin
サラの朝の毎日のルーティンが紹介される冒頭だけで、
彼女が何かから逃れるためにボストンにやって来たのだと
いう事が良く分かる。グリッソムとの間に何があったのかは
読んでのお楽しみなんですが、GSRというよりは
サラficという感じで、彼女の内面にぐーっと入り込むような
文章が印象的でした。
ボストンのラボのオリジナルキャラもgood。
Imperative by mystery
LVでの仕事を辞めて、サラがSFに戻ってから数ヶ月。
大事な話があるからと、サラがグリッソムに会いに
戻ってくるところからこの話が始まります。
どうしてサラがSFに戻ってしまったのかの説明と
あわせて、衝撃の事実が明かされて、そこから二人が
どうやって関係を修復していくか、という物語。
基本的に、どんなFicでも「
妊娠・子供」ネタは
それほど好きではないのだけど、セリフや行動の
一つ一つがあまりにもドラマのキャラクターに忠実で
説得力があり、グイグイ読めました。いい話だったな。
Cause and Effect by Teenwitch
'94のSFでの出来事と、'05のLVでの出来事を
交互に置いて、過去と現在を行ったり来たりする構成です。
ある事件を担当していたグリッソムとサラでしたが('05)、
思わぬ事で二人とも避けてきた過去('94)と向き合わざるを
得なくなる。そして、二人のお互いへの気持ちとも・・・と
言うわけで、それはそれは良く出来たお話で、
満足度100%でした。最近は、集中力の欠如と、老化のせいで、
大抵のficは少しずつ読むんですけど、これはほぼ一気に
読みました。
GSRを語るときに欠かせないのが、二人にはLVのみんなが
知らない「過去」があるという事かなと思うのですが。
(以前は師弟の関係で、グリッソムが彼女を"引き抜いた"と
いう事実は大きいですね。)実際、その「過去」の部分を
想像したpre-Vegasモノのficも多いです。
この話は、その過去の「ある事件」もさる事ながら、
グリッソムとサラのSFでの関係と二人の気持ちの動きを
綺麗に描いていて、それがスムーズにLVの二人の微妙な
関係と繋がるようになっています。個人的に、綻び
みたいなものが全くないと思いました。
これも、上記fic同様、二人がドラマのキャラクターそのままで、
頭で簡単に映像が浮かんだし、セリフもキャラクターに
忠実で、WPとJorjaの声が聞こえてきそうな感じだった。
(余談ですが、私はWPの声とJorjaの独特の抑揚が大好きです。)
サラをかばった、というか、彼女の秘密を守った事で、
謹慎処分になったグリッソムをサラが訪ねるシーンで、
ある告白をするグリッソム、そして今にもキスをするかと
思われる二人の描写が、特にお気に入り。
全体的に、まるで一エピソードを見ているような気に
させられたficでした。
ただ、二人の雰囲気や会話のトーンがすご〜く"Season5"だし、
多少、言及もあったと思うので、そこは注意。
Retrospectives by Teenwitch
Doc以外のレギュラーキャスト全員の、
ある年のある一日を美しく描いた短編集。
キャサリンから始まって、グリッソムで終わります。
これは本当にお薦め。爽やかだったり、ほろ苦かったり、
切なかったり。
サラだけちょっとS5のネタばれになっちゃう部分も
あるけれど・・・。
ちょっと、訳してみたいなぁと思ったりもしたんですが、
多分、思っただけで、そのままになるでしょう・・・。
読むので忙しいので。
Heroes and Villains by Teenwitch
S5の"No Humans Involved"のネタばれが
多少あり、で、"Nesting Dolls"にも多少絡む。
でも、こちらは、本編のalternativeというか、
それほどかけ離れてもいないながら、別ヴァージョン、と
いった感じで、この設定が本編で使われていても
それはそれで面白かったかなと思えるほど説得力のある話。
で、すごく気に入った作者さん、Teenwitchさんが、今ちょうど
YTDAWで"Featured Writer of the Week"として
読者からの
質問に答えていらっしゃるんですよね。すごく興味深く
読みました。
【続きを隠す】